9月1日は防災の日。1年に1回、防災グッズを見直そう。水・食糧編【2017年度版】

9月1日は「防災の日」。
史上最悪の被害を出した関東大震災(1923年9月1日)にちなみ、「災害への認識を深め、備えを怠らないようにする」といった意味合いを込め、1960年に制定された啓発日です。

毎年、防災の日を含む1週間は「防災週間」として、最新の防災情報や、対策用品、過去の災害から得た教訓など、様々なメディアでも取り上げられます。

災害への備えは万全ですか?
自らの命、家族や大切なひとを守るために、今年も一度、防災用品の見直しをしておきましょう。

保存水、非常食編

保存水

飲料水は「1日あたり3L×3日分」が最低限の備蓄量とされています。
また、これに加え、水は飲料水だけでなく「調理用水(カップ麺や炊飯、非常食用)」や「生活用水(トイレやお風呂)」のことも考えた備えが必要です。
人が生きるために最も重要な水。
最近では余裕を持って1週間の備蓄を推奨する自治体も増えてきています。

飲料水

人がストレスなく生命を維持するために必要とされる水の量は「成人で1日2リットルから2.5リットル」
これを基に余裕を加えた1日あたり3リットルというのが備蓄のベースになっています。
飲料水の備蓄では、主に下記の3つのパターンがお奨めです。

  • ペットボトル飲料水を備蓄する
  • ウォーターサーバーを設置する
  • 貯湯タンクを設置する
ペットボトル飲料水で備蓄する

まず、ペットボトル飲料水を備蓄する場合ですが、普段飲み慣れている水を「ローリングストック」しながら備蓄しても良いですし、備蓄用の長期保存水を購入してしまうのも有りかと思います。

長期保存水は、最近だと5年保存を中心に、6年や7年、最長の物だと10年も保存できる保存水がありますが、個人的には10年前の水を飲むって結構抵抗あるので、やっぱり実績も含め安定している5年保存の水が一番安心かなあと思っています。
10年保証って言っても10年後その会社が無かったら…なんて思ってしまいますし。

個人的に一番おススメしているのは、「財宝の5年備蓄水」。

ミネラルウォーターで、11年連続日本一の通販実績を持つ財宝の水は、通常タイプ以外にも備蓄用として5年保存の水が販売されています。
自分自身、色々備蓄用の水を飲んでみましたが、ペットボトルの厚みが他のメーカー品に比べ少し厚かったり、キャップ部分がシュリンクされて密閉状態になっているのも安心できるポイントです。

ちなみに水は通常「500ml×24本」「1500ml×8本」「2000ml×6本」といったケース入り数になっていますが、これはどれも1ケース12リットル。1日あたり3リットルの計算でいくと4日分の備蓄量ということになります。

食糧などを3日分で備蓄する場合は「水は1人1ケース」1週間分で備蓄する場合は「水は1人2ケース」という形で備蓄しておくと、少し余裕をもった水の備蓄が出来るので良いかと思います。

ペットボトル飲料水の備蓄
ウォーターサーバーを設置する

一人暮らしや二人分くらいなら上記のようにペットボトルで備蓄する形で良いと思いますが、家族全員分備蓄するとなると結構場所も取りますし、入れ替え時も12kgのケースを大量に運ぶのはちょっとした重労働です。

そこで、4人以上の家族であればウォーターサーバーなどを設置するといった選択がオススメです。
ウォーターサーバーは、本体が無料のものもあれば月額制のものもあり、12リットルあたり1200円〜1800円前後で購入が可能です。
電気代も高いもので月1000円程度。人数が増えれば、ペットボトルでの備蓄よりもコストも抑えられますし、ウォーターサーバーを導入するメリットは結構ありそうです。

貯湯タンクを設置する

Panasonicが製造している「エコキュート」などの貯湯タンクは、省エネなどの節電や、エコロジー面での検討をして導入をされる方が多いですが、実は災害時への水の備えとしても活用できる一面を持っています。

エコキュートシリーズは、2〜4人家族用の195リットル~最大560リットル(5〜8人家族用)の水(お湯)を貯えられるタイプが展開されています。
このような貯湯タンクを設置している場合、災害時に電気が止まってもタンクにある「非常用取水栓」から貯まっている水を取り出すことが可能です。

貯湯タンクは、価格も決して安いものではないので、単純に備蓄水用に設置という用途だけで設置するわけにはいかないと思いますが、日々の暮らしの中でこういった設備を導入されている場合は、災害時でも活用が出来るので水の備蓄が少し楽になります。

調理用水

調理用水は、自分がどれくらい水(湯)を必要とする食糧を備蓄するかにもよるので、何リットルと決まっているわけではありませんが、上記の飲料水で余裕を持った備蓄をしていると大体その範囲内でまかなえるかと思います。
下記は代表的な水を必要とする食糧の必要水(湯)量です。これを参考に、自分が備える食糧に合わせ備蓄しましょう。

調理に必要な水量の目安

カップ麺

カップ麺は1個あたり平均300ml〜500mlのお湯が必要です。
定番の日清カップヌードルは300ml、カップヌードルBIGで410ml必要となります。
カップ麺3個で1リットル前後の水量を消費するので、カップ麺を中心に食糧を備蓄してしまうと、水も結構多めに備蓄しなければならなくなりそうです。

アルファ米

長期保存食の定番アルファ米の必要水量は1食あたり160ml〜200ml程度。
カップ麺に比べると、だいぶ少なめの水量で調理が可能です。
1食あたりのボリュームも結構あり(出来上がり260g前後)、味もバリエーション豊かなので人気があるのも頷けます。

炊飯

炊飯を行う場合は米1合に対し水200mlが基本の水量となります。
カップ麺やアルファ米よりも少ない水量で調理できるので、水だけを考えると炊飯を選択したいところです。
ただし災害時は、ライフラインが止まるので電気が使えないケースもあります。
炊飯を考えた備蓄を行う場合は、予め鍋炊きの仕方などを覚えておきましょう。

生活用水

生活用水は飲料水とは別に、ポリタンクなどで用意しておきます。

また、災害時には「災害時給水ステーション」という場所で給水が可能になります。
自宅近くの災害時給水ステーションを把握しておき、災害時にはしっかりと対応できるようにしておきましょう。

非常食

食糧も水同様、基本は3日分(9食)が最低限の備蓄量とされています。
余裕を持った備えをするなら、普段食べ慣れたものを中心に「ローリングストック法」で1週間分、それとは別に3年保存や5年保存などの長期保存食を3日分といった形で備蓄します。
いざという時にすぐ持ち出して逃げられるように3日分の長期保存食はリュックなどに詰めておくと安心です。

成人の摂取カロリー表

上のイラストは男女の年齢別で、1日に通常摂取するカロリーをまとめた表です。
ちなみにカップ麺などは400kcal〜600kcal程度、非常食の定番のアルファ米は1食380kcal前後、カンパンもアルファ米と同程度のカロリーしかありません。
こうして見ると、意外と災害時に普段通りのカロリーを摂取するのはなかなか難しいかもしれません。
主食類だけでなく、クッキー類やようかんなど、糖分補給も兼ねてカロリーを摂取できるものを用意しておくと良いでしょう。

おススメの防災非常食

私が普段、防災用の非常食を相談された時に、おススメしている商品を一部ご紹介します。
非常食は備蓄状況によって、結構人それぞれ変わって来てしまいますが(アレルギーはどうか、子どもはいるか、その人の体格や普段の食事など)大体下記の商品は入れておススメしています。
防災用の備蓄食を買うにあたって少しでも参考になれば幸いです。

ハウス食品 LLヒートレスカレー(5年保存)

言わずと知れたレトルカレーの老舗メーカーハウス食品さんが開発された非常食です。
「温めずにおいしい野菜カレー」というタイトル通り、味はもちろんのこと、災害時になかなか摂取出来ない野菜が豊富に使用されているのもおススメのポイント。
また、この商品が発表されるまで、防災用のカレーは1食の相場が300円くらいしていましたが、このハウス食品さんのLLヒートレスカレーは定価170円(税別)
コスパも抜群に良いので、1、2食は必ず入れておススメしています。

井村屋 えいようかん(5年保存)

あずき屋さんである「井村屋」の長期保存用ようかん。
ようかんは糖分補給が出来、カロリーも多く摂取出来ることから災害時の非常食としてもってこいの食品です。
この井村屋さんのえいようかんは小さい箱に5本入っており、一本ずつ個装されていて、好きな時に簡単に食べられます。
一本あたりは171kcal、1箱で855kcalものカロリーが摂取でき、比較的カロリーが低い非常食の補助を担えます。
定価は500円(税別)と少し割高感はありますが、5年保ち、腹持ちの良いこのえいようかんは1個は必ず防災リュックに入れておきたい商品です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です